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沖縄・宜野湾市長が死亡 東京・赤坂のホテルで 病死か

毎日新聞 2024年7月26日 11時55分

 沖縄県宜野湾市の松川(まつがわ)正則市長(70)が、26日午前9時20分ごろ、東京都港区赤坂のホテルの室内で死亡しているのが見つかった。警視庁への取材で判明した。病死とみられる。

 警視庁によると、市職員がベッドの上で倒れている松川氏を発見したという。

 市によると、松川氏は24日から公務で都内を訪れ、26日に沖縄に戻る予定だった。25日には首相官邸で林芳正官房長官らと会って、市の中心部にある米軍普天間飛行場の跡地利用に対する支援などを求めた。

 松川氏は宜野湾市議会事務局長や副市長などを経て2018年に市長に就任。現在2期目だった。

 普天間飛行場について、日米両政府は1996年に日本側への返還で合意。国は返還の条件となっている沖縄県名護市辺野古への移設工事を進めている。松川氏は移設を容認する立場で、飛行場の早期返還を求めてきた。

【朝比奈由佳、喜屋武真之介】

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