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大雨救助で行方不明の20代巡査部長か 男性1人死亡確認 山形

毎日新聞 2024年7月28日 16時45分

 山形県警は28日、記録的な大雨で被害を受けた同県新庄市の新田川付近で男性1人が見つかり、死亡が確認されたと発表した。県警は、救助活動中に行方が分からなくなった20代の男性巡査部長とみて、身元の確認を進めている。総務省消防庁などによると、今回の大雨による死者は2人となった。

 県警によると、28日午前10時50分ごろ、最上川支流の新田川にかかる福田山橋から約1・7キロ下流の河川敷で、捜索中の消防隊員が心肺停止の状態の男性を発見した。男性は警察官の制服姿で、うつぶせに倒れていたという。

 この橋の付近は25日夜に大雨で冠水し、車の救助に向かったパトカーも流され、乗っていた県警新庄署の警察官2人の行方が分からなくなった。そのうち1人は遺体で見つかり、県警新庄署の玉谷凌太巡査長(26)と確認。警察や消防が、もう1人の巡査部長の捜索を続けていた。【原田啓之】

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