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北海道で水難事故相次ぐ 遊泳客1人が死亡 釣り人が低体温症も

毎日新聞 2024年8月13日 8時45分

 11~12日にかけて、北海道内で水難事故が相次いだ。

 11日午後6時半ごろ、せたな町北檜山区太櫓の「ふとろ海水浴場」で「溺れている人がいる」と近くにいた人から119番があった。せたな署によると、海保と警察、消防で捜索し、12日午前7時ごろ、岸から70~80メートルの海底で男性の遺体を見つけた。亡くなったのは、友人と2人で遊泳に来ていた登別市登別東町4の八子匠さん(21)。2人は監視員のいない時間帯の午後6時ごろから泳ぎ始めたという。

 また、12日午前6時ごろ、別海町尾岱沼(おだいとう)で、釣りをしていた千葉県佐倉市の男性(70)がゴムボートから転落したと118番があった。男性は日本水難救済会野付救難所の船に救助され、町内の病院に運ばれた。約1時間半、海水温18・7度の水につかって低体温症だが、ライフジャケットを着用しており、命に別条はないという。【伊藤遥、本間浩昭】

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