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夏のゲレンデにキャンプ場 標高1200mで見晴らし特徴 那須塩原

毎日新聞 2024年8月21日 13時30分

 栃木県那須塩原市のスキー場「ハンターマウンテン塩原」に、夏季のゲレンデを活用したキャンプ場が正式オープンした。標高1200メートル以上に広がるスキーゲレンデならではの見晴らしが特徴で、設備や広さ、周辺環境など個性の異なる計100区画(駐車場予備区画を含む)が広がる。最も山頂に近い「プレミアムキャンプエリア」(限定5区画)は、シャワーやキッチン、トイレ完備のゲストハウスが利用でき、隣接区画との距離を確保したぜいたくな空間を満喫できるという。

 5区画はそれぞれ、プライベートサウナと電源付きで眺望抜群の「ハンターテラス」1区画▽ヒノキの大木に囲まれた隠れ家感のある「サイレントフォレスト」1区画▽広大なシラカバ林の中に滞在できる「ホワイトバーチヒルズ」3区画。いずれも1区画が縦横21メートル以上あり、通常のキャンプサイトの2倍以上広いという。

 5区画の利用者限定のゲストハウスでは入浴や調理が可能なほか、クラフトビールやウエルカムドリンクも用意されている。

 このほか、管理棟に近い電源付きのオートサイト(10×12メートル)4区画、自然を楽しめるサイト(15×17メートル)49区画、広めのサイト(17×17メートル)5区画――があり、人数や年齢に応じた利用が可能。持ち運んで自分の区画に設営が可能なテントサウナのレンタル(75分2000円)のほか、テントやたき火台などの機材レンタル、バーベキューセットの販売もあり、担当者は「身軽な手ぶらキャンプも可能。過ごしやすい高原の夏の夜と星空を楽しんでもらえれば」と話している。

 営業は11月4日まで。キャンプ予約専門サイト「なっぷ」でオンライン予約が必要。【藤田祐子】

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