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北前船をイメージしたデザイン 秋田・五能線向能代駅の新駅舎

毎日新聞 2024年9月8日 16時0分

 JR東日本秋田支社が改築工事を進めていた五能線向能代駅(秋田県能代市)の新駅舎が完成し、25日から営業を始める。日本遺産「北前船寄港地」に認定される能代市の歴史を感じられるよう北前船をイメージしたユニークなデザインとなっている。

 同支社東能代統括センター(東能代駅)が管理する向能代駅は、元は簡易委託駅。地元にあった高校の統合によって通学客の利用がなくなり、2021年3月に能代市による乗車券委託販売も終わり無人化された。

 旧駅舎の老朽化に伴い、今年4月に改築工事に着手。木造平屋建て約15平方メートルの新駅舎が完成した。「まちの歴史を感じてもらえたら」と北前船をほうふつさせるデザインとした。【田村彦志】

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