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絶滅危惧種のオカピ赤ちゃん、一般公開へ 愛称投票も 横浜

毎日新聞 2024年9月10日 9時45分

 よこはま動物園ズーラシア(横浜市旭区)は17日から、7月に生まれたオカピの赤ちゃん(雌)の一般公開を始める。同時に担当飼育員が用意した四つの候補の中から、愛称の投票を呼び掛ける。

 赤ちゃんは7月30日、母ララ(9歳)と父バカーリ(8歳)との間に誕生。園によると、順調に成長し、現在は「ヤギ」程度の大きさだという。当面、午前10時から2時間程度の公開を予定する。

 愛称の候補はいずれもスワヒリ語で、太陽を意味する「ジュア」▽花の「ウア」▽宝石の「キト」▽幸福の「フラハ」。オカピの屋内展示場前に設置する二次元バーコードからアクセスし一つを選ぶ。投票は10月14日までで、最多得票の愛称に決まる。

 オカピはアフリカ・コンゴに生息。キリン科に属し、長い舌で木の葉をたぐり寄せ食べる。国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種(EN)に指定。国内のオカピは、金沢動物園(横浜市金沢区)にいる1頭と合わせ5頭だけ。【岡正勝】

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