14日午後0時35分ごろ、大阪府八尾市桂町の民家から男性の声で「妻の首を絞めた」と110番があった。駆け付けた大阪府警八尾署員が、この家に住む無職の白木みず子さん（75）が玄関近くの廊下で倒れているのを発見。夫で無職の秀二郎容疑者（73）が自分が首を絞めたと認めたことから、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した。
みず子さんは病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。窒息死とみられるという。署は容疑を殺人に切り替えて調べる。
逮捕容疑は14日午後0時20分ごろ、みず子さんの首を絞めて殺害しようとしたとしている。八尾署によると、みず子さんは署員が駆け付けた際、首にドライヤーのコードが巻き付いた状態で倒れていた。
容疑者はみず子さんと息子の3人暮らしで、息子は当時外出していた。署は動機を詳しく調べる。【大坪菜々美】