千葉県佐倉市は27日、市制施行70周年を記念して、まちの魅力を発信する「佐倉PR大使」を、お笑い芸人のAMEMIYA(アメミヤ)さんら8人に委嘱した。任期は5年。
アメミヤさんは同市出身で、ギターを弾きながら「冷やし中華はじめました」と歌うネタで知られる。このほかPR大使に就任したのは同市とゆかりがあり、各分野で活躍する▽女流棋士、小高佐季子さん▽脚本家・映画監督、上村奈帆さん▽女優、熊谷彩春さん▽ピアニスト、田部京子さん▽同、西川悟平さん▽建築家、山崎健太郎さん▽陶芸家、和田的さん――の7人。
PR大使は今回から設けられたもので、前身の「佐倉親善大使」は同市出身の歌手、荻野目洋子さんや、同市に在住していた「ルパン三世」が代表作の漫画家、故モンキー・パンチさんら4人が務め、市のPR活動などに貢献してきた。
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佐倉PR大使に就任したピアニストの田部京子さんは11月3日、佐倉ハーモニーホール(同市王子台1)で、市制70周年と同ホール開館40周年を記念したピアノ・リサイタルを開く。午後2時開演。A席3500円、25歳以下2500円。問い合わせは同ホール(043・461・6221)。【大槻英二】