俳優の松重豊(61)が5日深夜、FMヨコハマ「深夜の音楽食堂」(毎週火曜 深0・30)に出演。主演を務めるテレビ東京系「それぞれの孤独のグルメ」(毎週金曜 深夜0・12)で共演した、お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(59)について語った。
松重は「きっかけは、TBSのエレベーターの中でモデルガンで腹を撃たれた」と太田との初対面を明かすと、「太田さんの芝居が余計なことを全くせず、淡々と店主の日常を切り取った風景を見事に演じていただきまして、僕は何も言うことがありませんでした。素晴らしかったと思います」と太田の演技を絶賛した。
「空き時間は無駄話ばかりしてました。放送では言えないようなことまでいろいろ喋ってたので、詳しい話は伏せておきます。伏せてるって言ったって、あの人どこかで言ってるかもしれないからね」と収録現場の裏側を語った。
「世代も近いし、彼は日芸だし、僕は日芸に顔を出してたくらいの別の大学の学生だった。割と近いところにいて、同じ空気を吸ってこの世界に入ったっていう部分があったので、非常におもしろい話をしました」と、学生時代の意外な共通点も明かした。
「それぞれの孤独のグルメ」は、松重が輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎を演じるドラマシリーズの特別編だ。
松重が構想、企画を発案した今作は、さまざまな世代や職業の異なる主人公たちが自由気ままに食すオムニバスドラマとなっており、第1話に出演した太田は、中華料理店の大将を演じた。(エンタ・ボックス)