14日午後5時ごろ、沖縄県国頭(くにがみ)村宜名真に米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の米海兵隊多用途ヘリコプターUH1が着陸した。沖縄本島最北端の辺戸(へど)岬から南西約1・6キロで、近くに民家はない。けが人はいないという。防衛省沖縄防衛局や米海兵隊、県警などが現地に職員らを派遣し、状況を確認している。
県によると、午後7時20分ごろ、沖縄防衛局から連絡があった。現場の近くを通る国道58号を一部、通行規制している。関係者によると、乗員は6人。警告灯が点灯したため着陸したとみられる。
普天間飛行場所属のUH1は2021年6月、訓練中にエンジンの不具合があり、沖縄県うるま市の津堅(つけん)島の畑に不時着している。【比嘉洋、栗栖由喜】