19日午後10時20分ごろ、山陽新幹線の鹿児島中央発広島行き「さくら406号」(8両編成)が厚狭(あさ)(山口県山陽小野田市)―新山口(山口市)間を走行中、車両に異常を知らせる表示が出たため停車した。乗務員による車両点検を実施し、午後11時32分に運転を再開したが、約15分後に新山口―徳山(同県周南市)間で再び異常を知らせる表示が出たため停止した。
その後、さくら406号は運転を取りやめ、乗客67人は、横付けした別の新幹線に乗り換えて新山口に戻った。JR西日本は原因を調査する。
このトラブルで、下りの4本に遅れも生じ、計約800人に影響した。【成松秋穂】