ボージョレ・ヌーボー風呂、箱根で解禁 新酒注がれた露天風呂で乾杯

　フランス産ワインの新酒「ボージョレ・ヌーボー」が解禁された21日、神奈川県箱根町の温泉テーマパーク「箱根小涌園ユネッサン」（松山元信支配人）でボージョレ・ヌーボー風呂が始まった。20回目となる今年はサウナでも、ボージョレを使った「ロウリュ」（熱した石に水をかけて蒸気を起こすこと）がある。

　水着エリアの露天風呂で、ソムリエの桑島康成さんが新酒を注いだ。試飲会（未成年はジュース）もあり、訪れた客は浴槽で乾杯した。今年の特長について、桑島さんは「夏場の雨が少なかったことから果実味がしっかりしている」と語った。

　24日まで。ワインを注ぐイベントは1日1～2回。別エリアの「森の湯」でもある。問い合わせはユネッサン（0460・82・4126）。【本橋由紀】