再開発工事が進む東京・明治神宮外苑でイチョウの葉が黄色く色づいている。訪れた人たちは写真や動画を撮影するなどして、季節の風景を楽しんでいた。
約300メートル続く並木道の歩道には、樹齢100年を超えるものや、高いもので28メートル以上ものイチョウが146本並ぶ。埼玉県狭山市から長男の綾人ちゃん(1)を連れて訪れた石川典子さん(27)は「今年は暖かくて色づきがよくないと聞いていましたが、思っていた以上にきれいで良かったです」と笑顔を見せた。
明治神宮外苑によると、今週末までが見ごろだが、「強風が吹くと、あっという間に終わってしまいます」とも話している。来月1日まではライトアップも実施されている。【写真・文 宮間俊樹】