JAあさひかわ(本所・北海道旭川市)は29日、同JAのブランド黒大豆「黒い恋人」を使った「黒い恋人キーマカレー」を発売した。職員と若手生産者らで2023年6月に結成した商品開発チーム「ABC LAb.(エービーシーラボ)」による新商品第1弾。同JAが営業活動地域とする旭川市と鷹栖町では、コメやさまざまな野菜が生産されており、独自の加工品で産地としての知名度やブランド力を上げるのが狙い。
黒い恋人は、厳しい生産基準で生産・収穫され、主に九州・大阪方面に出荷されているが、優れた品質が高い評価を受ける一方、知名度の向上が課題だった。
今回は黒い恋人を砕いてふんだんに使い、濃厚なコクとしっかりとした食感も楽しめ、辛口に仕上げた大人の味わいとなっている。200グラム入りのレトルトタイプ(702円)で、旭川市永山2の「農産物直売所あさがお」やオンラインショップで販売している。【横田信行】