千葉県南房総市大井の「県酪農のさと」で5月に生まれた白牛2頭の名前が、「実嶺(みれい)」と「嶺菜(れいな)」に決まった。
2頭は5歳の雌、嶺花(れいか)が5月3日に人工授精で出産した双子。8月1日~9月13日に愛称を募ったところ、全国の407人から618点の応募があったという。10月29日に選考委員会を開催。「県民に親しまれ、酪農のさとのシンボルにふさわしい」ことを基準に、応募作の中から2頭の名前を選んだ。
実嶺は頭が少し茶色いのが特徴で、さみしがり屋。嶺菜は実嶺よりやや小柄で人なつっこい性格だという。【岩崎信道】