茨城県八千代町と結城市の畑からキャベツが大量に盗まれたことが18日分かった。
県警下妻署によると、八千代町では冬藍(とうらん)という種類のキャベツ約1200個(約60万円相当)が盗まれた。所有者の男性(70)が17日午後4時半ごろに異常がないことを確認し、18日午前7時半ごろ畑に来たところ、翌日出荷予定のキャベツが刃物で切り取られ無くなっていたという。
また、結城署によると、結城市田間でキャベツ約840個(約30万円相当)が盗まれた。被害に遭った同市の男性(49)が最後に畑のキャベツを確認したのは15日午後4時半ごろで、18日午後2時50分ごろに畑を訪れると、やはり刃物のようなもので切り取られ無くなっていたという。
両署は窃盗事件として捜査中。16日には古河市でもキャベツ約1200個(約39万円相当)が盗まれており、県警は畑への防犯カメラの設置や定期的な見回りなどを呼びかけている。【西夏生、斉藤瞳】