秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さま(18)=筑波大付属高校3年=が筑波大の生命環境学群に推薦入試で合格されたことを受け、茨城県の大井川和彦知事は19日の定例記者会見で「大変光栄なこと。ぜひ茨城県に住んでいただきたい」と語った。
大学がある茨城県つくば市は、国立の研究機関が集まる「研究学園都市」と呼ばれ、国内外の研究者や学生が生活している。大井川知事は悠仁さまが幼いころから自然科学への関心が強いことに触れ、「(研究をするのに)大変最適な場所。これを機に茨城県にも注目が集まってもらえれば」と話した。
筑波大では多くの学生が敷地内の学生寮や周辺の民間アパートに下宿している。宮内庁は悠仁さまについて「お住まいから通うことになるのでは」としているが、大井川知事は「できれば茨城県に住んでいただきたいというのが私の願い」と語った。【川島一輝】