千葉県富津市のマザー牧場で、カピバラが、気持ちよさそうに湯につかる様子が見られ、訪れた人をほっこりとさせている。
2匹は「まつば」と「おはぎ」の2歳の兄弟で体長は70センチ、体重は50キロ。カピバラは南米原産で、ネズミの仲間では世界最大。
寒さが苦手な2匹のために、温かく過ごしてもらおうと「カピバラ温泉」として企画された。冬至翌日の22日も、冷え込みが厳しく、この日は、ちょっと熱めの43度のお湯が用意された。
2匹は、湯がたまるのを待ちきれず、体をおけの中に沈め、打たせ湯を楽しんだ。気持ちよかったのか、あくびをして、観客をほっこりとさせていた。
暖かくなってカピバラが温泉に入らなくなるまで続く。開園日の午後3時半から約10分間。ふれあい牧場で。【浅見茂晴】