北海道は27日、窃盗やパワーハラスメントで職員6人を懲戒処分にした。
後志総合振興局の男性職員(51)は2月にコンビニエンスストアでおにぎり1個(130円相当)を盗んだとして、停職1カ月の処分を受けた。道人事課によると、警察は検察に事件を送致しない微罪処分で捜査を終え、職員は窃盗を認めつつも「あまりよく覚えていない」と話しているという。
石狩振興局の男性職員(53)は4~10月、勤務中に庁舎敷地内でグレープフルーツサワーを飲んだり喫煙したりし、減給10分の1(6カ月)の処分を受けた。酒は暑さを理由に7月から飲み始めたという。
環境生活部の男性管理職(50)は丸刈りの部下を「坊主」「入道」と呼び、パワハラで減給10分の1(1カ月)となった。
他に2014年から公用パソコンで小説投稿サイト見ていた根室振興局の男性職員(29)が減給10分の1(3カ月)、私有車で時速30キロ以上のスピード違反をした職員2人を戒告処分にした。【石川勝義】