週刊誌などで女性トラブルが報じられているタレントの中居正広さん(52)が9日、自身のホームページで「トラブルがあったことは事実」と認め、「すべて私の至らなさによるもの。皆々様に心よりおわびする」と謝罪するコメントを発表した。一連の報道を巡り、中居さんがトラブルを認めるのは初めて。
中居さんを巡っては昨年12月、週刊誌「女性セブン」が女性との「深刻なトラブル」を報じた。その後「週刊文春」が芸能関係の女性とのトラブルから、中居さんが女性に9000万円の解決金を支払ったとする記事を掲載するなど、報道が相次いだ。これを受け、中居さんが司会を務めるテレビ番組が休止されたほか、企業が出演CMを控えるなど波紋が広がっていた。
中居さんは12月27日に有料会員サイトで「この度は、大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません」などと、報道を念頭においたとみられるコメントを出していたが、トラブルの事実を認める直接の言及はなかった。
9日のコメントでは「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決している」とした上で「相手さまのご提案に真摯(しんし)に向き合い、対応してきたつもり。示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになった」と記した。発表のタイミングに関しては「先方との解決に伴う守秘義務があり、私から発信することを控えていた」と説明。一方「一部報道にあるような手を上げる等の暴力」や「当事者以外の者の関与」については否定した。
テレビ朝日は9日夜、中居さんが司会を務める「中居正広の土曜日な会」について、当面の放送休止を発表した。同局広報部は「今回の事態の真相に不明な部分があるので、当面の間休止し、その後、編成判断することになると思います」とのコメントを出した。【西本龍太朗、諸隈美紗稀】
中居さんが出したコメント全文は以下の通り。
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おわび
この度は、皆様にご迷惑をお掛けしていること、大変申し訳なく思っております。
報道内容においては、事実と異なるものもあり、相手さま、関係各所の皆さまに対しては大変心苦しく思っています。
これまで先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました。
私自身の活動においても、ご苦労を強いてしまっていることが多々発生しておりますので、私の話せる範囲内でお伝えさせて頂きたいと思います。
トラブルがあったことは事実です。
そして、双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。
解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯(しんし)に向き合い、対応してきたつもりです。
このトラブルにおいて、一部報道にあるような手を上げる等の暴力は一切ございません。
なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました。
また、このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません。
最後になります。
今回のトラブルはすべて私の至らなさによるものであります。
この件につきましては、相手さまがいることです。
どうか本件について、臆測での詮索(せんさく)・誹謗(ひぼう)中傷等をすることのないよう、切にお願い申し上げます。
皆々様に心よりおわびを申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
2025年1月9日
のんびりなかい 中居正広