埼玉県横瀬町の「あしがくぼの氷柱」が9日オープンした。秩父市大滝の「三十槌(みそつち)の氷柱(つらら)」は10日、小鹿野町の「尾ノ内氷柱」は12日にそれぞれ始まる。冬の風物詩のこれら「秩父三大氷柱」は、いずれも2月24日までの予定。
山肌を利用し、高さ30メートル、幅200メートルにわたって氷柱が連なる「あしがくぼの氷柱」では、初日の夕方からライトアップされた。白い氷の固まりが青や赤などの光に照らし出されると幻想的な光景が広がった。午前9時から(入場料・小学生300円、中学生以上500円)で、木~日曜、祝日(木金以外は予約が必要)にライトアップがある。
「三十槌の氷柱」は午前8時半から(同・小学生200円、中学生以上300円)で、ライトアップは11日以降連日。「尾ノ内氷柱」は同8時から(同・中学生以上500円)で、25日から2月9日までの土日にライトアップされる。【照山哲史】