1995年の阪神大震災の犠牲者を悼み、発生した日と同じ17日に神戸市中央区の東遊園地で開かれる追悼行事「1・17のつどい」について、実行委員会は10日、紙灯籠(とうろう)を並べて作る文字を「よりそう」に決めたと発表した。6434人が亡くなった震災は今年で発生から30年を迎える。
公募で寄せられた53件の候補から選ばれた。発生から30年を迎える今でも被災者に寄り添い続けるほか、この間に起きた東日本大震災や能登半島地震の被災者も支えようという思いをメッセージに込めた。
つどいでは紙灯籠約5000個と竹灯籠約2500個を並べ、「よりそう 1・17」の文字をかたどる予定。17日は震災が発生した時刻と同じ午前5時46分に合わせて黙とうする。【山本康介、写真も】