12日午後0時40分ごろ、東京都板橋区の東武東上線・下赤塚駅で、重さ約30キロある広告用の電光看板(縦60センチ、横3メートル、厚さ15センチ)がホームに落下しているのを利用客が見つけ、駅係員に知らせた。落下時は周囲に人はおらず、けが人や運行への影響はなかった。
同社によると、看板はホーム壁面の高さ1・9メートルの位置にネジなどで留められていた。アルミ枠の中にアクリル板と照明があり、夜間でも見える仕様だが、空き広告だったという。
原因は調査中で、東武鉄道は「お客様にご迷惑をおかけして深くおわび申し上げます」としている。他の駅を含めて、看板や掲示物の緊急点検を進めているという。【平塚雄太】