第172回直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京都内で開かれ、伊与原新さん(52)の「藍を継ぐ海」(新潮社)が選ばれた。
直木賞選考委員・角田光代さんの話
伊与原作品は断トツの高評価だった。短編集の一作ごとに(舞台となる)地域で暮らす人の姿が丁寧に書かれていた。単なる「科学ネタ」の作品でなく、日常に入り込んだ科学が人間にどんな新しい世界を見せるかを描いていた。
毎日新聞 2025年1月15日 19時16分
第172回直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京都内で開かれ、伊与原新さん(52)の「藍を継ぐ海」(新潮社)が選ばれた。
直木賞選考委員・角田光代さんの話
伊与原作品は断トツの高評価だった。短編集の一作ごとに(舞台となる)地域で暮らす人の姿が丁寧に書かれていた。単なる「科学ネタ」の作品でなく、日常に入り込んだ科学が人間にどんな新しい世界を見せるかを描いていた。