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鈴木結生さんに芥川賞 在学の西南学院大学長が祝福「励みになる」

毎日新聞 2025年1月15日 19時40分

 第172回芥川賞に安堂ホセさん(30)の「DTOPIA(デートピア)」とともに西南学院大(福岡市早良区)の大学院生、鈴木結生(ゆうい)さん(23)の「ゲーテはすべてを言った」が選ばれ、西南学院大の今井尚生(なおき)学長は15日、「本学大学院生による受賞を大変嬉しく思っています」と喜びのコメントを出した。

 今井学長は、鈴木さんが2024年に「人にはどれほどの本がいるか」で第10回林芙美子文学賞の佳作を受賞したことに触れ、「活躍を楽しみに応援していたので、芥川賞の受賞は在学生のみならず、卒業生、教職員にとっても大いなる励みになることでしょう」などと祝福した。

 西南学院大によると、卒業生の沼田真佑さんが2017年に「影裏」で芥川賞を、葉室麟さんが12年に「蜩ノ記」、東山彰良さんが15年に「流」でそれぞれ直木賞を受賞している。【山口響】

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