福岡県警西署は16日、福岡市西区姪の浜5のアパートの一室で、60代ぐらいとみられる男性が布団の上で遺体で発見されたと発表した。男性は顔にあざがあり、司法解剖の結果、死因は頭や顔を打撲したことによる頭蓋(ずがい)内損傷だった。同署は身元確認を急ぐとともに、事件と事故の両面で調べている。
同署によると、アパートには50代の同居人男性がおり、外出先から帰宅後の15日午後9時15分ごろに119番した。駆けつけた救急隊がその場で男性の死亡を確認した。同居人男性は、同日午前5時半ごろには男性は生存していたと説明しているという。【宗岡敬介】