群馬県太田市の清水聖義市長(83)は17日、任期満了に伴う市長選(4月6日告示、13日投開票)に6選を目指して立候補する意向を明らかにした。全国市長会によると、清水氏は現職市長の最高齢。「まちに停滞感はないし、知的、体力的、精神的にも負けない力はある」と出馬表明した。
清水氏は太田市議や県議を経て、1995年の旧太田市長選で初当選。旧市から通算すると現在8期目で、高齢への懸念や多選批判が争点になりそうだ。
昨年末に肺炎で入院したものの、17日の記者会見で公務への復帰を報告し、出馬表明。「これまでの実績を踏まえ、質が高くて量も多い市民サービスの提供に向けて、次の4年間をやらせてほしい」と述べた。
市長選を巡っては、同市区選出の自民党県議、穂積昌信氏(50)が出馬を表明している。【湯浅聖一】