タレントの中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビ社員が関与していたと報じられている問題を受け、フジ系列のテレビ西日本（TNC、本社・福岡市）は22日放送の番組内でコメントを発表した。「フジテレビ系列局の一員として視聴者の皆様、取引先をはじめ多くの皆様に多大なるご心配をおかけしておりますことを深くお詫（わ）び申し上げます」と陳謝し、「改めてコンプライアンス体制の強化、内部統制の徹底を図り、透明性の高い企業運営に努めてまいります」とした。
コメント全文は次の通り。
この度の一連の報道に関し、フジテレビ系列局の一員として、視聴者の皆様、取引先をはじめ多くの皆様に、多大なるご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
当社は、株式会社テレビ西日本として、フジテレビとは別法人のローカル局であり、独自の編成により、自社制作番組等を通じて地域社会への貢献に努めております。コンプライアンス遵守（じゅんしゅ）はもとより、社員一人ひとりが高い倫理観と責任感を持って放送業務に携わることで、視聴者の皆様からの信頼獲得と維持に尽力しております。
今回の事態を真摯（しんし）に受け止め、当社におきましても、改めてコンプライアンス体制の強化、内部統制の徹底を図り、透明性の高い企業運営に努めてまいります。また、系列全体としての信頼回復に向けた取り組みに積極的に協力し、より一層、良質な番組制作と地域情報の発信に尽力してまいります。