兵庫・鳥取県境にある氷ノ山(標高1510メートル)の山頂周辺で、立木が雪をまとって怪物に見える「スノーモンスター」が登山者を楽しませている。
氷ノ越避難小屋と山頂を南北に結ぶ稜線(りょうせん)沿いに、雪にすっぽり覆われた杉などの立木が出現。冬山装備に身を包んだ登山者らは足を止め、写真に収めている。
3月2日には、ガイドと歩く冬山登山イベントがある。氷ノ山自然ふれあい館響の森(鳥取県若桜町)から山頂を目指す。18歳以上の登山経験者が対象。定員10人。担当者は「条件が良ければスノーモンスターを見られるかも」と話している。
申し込みは2月23日までに響の森(0858・82・1620)。【渕脇直樹】