秋篠宮ご夫妻と次女佳子さまは31日、サンシャインシティ文化会館(東京都豊島区)で「第73回関東東海花の展覧会」を見学された。会場には、バラや冬アジサイなど各地で生産された花が集まっており、香りを楽しんだり、育種の方法や苦労を尋ねたりしながら見て回っていた。
群馬県による「花とあそぶ」をテーマにした展示もあり、山本一太知事が案内した。ご夫妻と佳子さまは、押し花を使ったポストカード作りを体験。ピンセットを手に「センスが出ますよね」「カラフルできれいです」などと会話を弾ませながら熱中していた。
群馬で育てられた冬アジサイの前では、秋篠宮さまが「今の時期に咲くというのは新たな需要がありますね」と感心した様子だった。
展覧会は関東、東海地方の12都県などが主催する。花き産業の発展を目的に1951年から続く国内最大規模の花の展示会で、例年、皇族が訪ねている。【山田奈緒】