札幌の冬を彩る雪と氷の祭典「第75回さっぽろ雪まつり」が4日、札幌市中央区の大通公園など市内3会場で開幕した。メイン会場となる大通公園には、10メートルを超える大雪像など計129基の雪像が並び、多くの来場者でにぎわった。11日まで。
大雪像は「赤れんが庁舎」として親しまれる北海道庁旧本庁舎や人気アニメなどをモチーフにした5基が登場。大通7丁目会場で行われた開会式で、札幌市の秋元克広市長は「札幌が世界に誇る祭典を存分に楽しんでもらいたい」とあいさつした。
今年は大通、つどーむ、すすきのの3会場に加え、大和ハウスプレミストドーム（札幌ドーム）で初の特別連携行事も実施。7日から3日間、スポーツ体験やグルメイベントなどを開催する。【高山純二】