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兵庫知事「捜査に全面的に協力する」 公選法違反容疑で家宅捜索

毎日新聞 2025年2月7日 15時10分

 2024年11月の兵庫県知事選を巡り、再選された斎藤元彦知事側から選挙運動の対価としてPR会社に報酬が支払われていた疑いがあるとして、兵庫県警と神戸地検は7日、公職選挙法違反容疑で関係先の家宅捜索を始めた。強制捜査を受け、斎藤氏は報道陣の取材に応じた。主な質疑は次の通り。

 ――本日、家宅捜索が入った。受け止め方は。

 ◆報道で私も承知した。これまでご説明しているとおり、代理人が対応している。捜査に対してもしっかり協力していくと考えている。私としては公選法に違反することはないという認識に変わりはない。捜査に対して、要請があればしっかり協力していく。

 ――知事自身の捜査状況について。聴取を受けたなどはないか。

 ◆私の方から詳細なコメントは、捜査関係のことに関するので差し控えたい。弁護士と相談しながら必要な対応についてはしっかりやっていく。

 ――違法の認識はないということだが、70万円の支払いはポスター製作費で選挙運動費用ではないという認識で変わりないか。

 ◆そうだ。これまで説明しているとおりだ。

 ――公選法に違反しないという認識に変わりないというが、一定容疑があるということで家宅捜索に入っている。どう反論するか。

 ◆私としては認識に変わりはないので、告発されている中で検察や県警が受理して必要な捜査や対応をしていると受け止めている。私としては、この件は代理人と相談しながら捜査には全面的に協力していくということに変わりはない。【中尾卓英、山田麻未】

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