9日午前10時45分ごろ、兵庫県尼崎市のJR神戸線尼崎駅で信号が正常に点灯しないトラブルが発生した。
JR西日本によると、京都線・神戸線の京都―西明石間で普通・快速列車の運転を見合わせ、約1時間10分後に再開した。しかし、再度信号の確認を行うため、午後0時40分ごろから1時間以上にわたり運転を見合わせた。軌道が異なる新快速と特急列車は運行を続けた。
この影響で、上りと下り合わせて69本が運休、122本が最大3時間近く遅れ、約4万8000人に影響が出た。京都線・神戸線のほか、琵琶湖線や学研都市線、東西線、宝塚線でもダイヤが乱れている。【木島諒子】