「第75回さっぽろ雪まつり」が11日、閉幕した。最終日の大通会場ではさまざまなイベントやステージが開催され、夜には家族連れや観光客らが名残を惜しむように、ライトアップされた雪像に見入っていた。
実行委員会によると、期間中の市内の平均気温は平年よりも高く推移し、好天にも恵まれて客足は好調だったという。今年の大通会場とつどーむ会場の来場者数は、昨年の計約239万人と同程度になる見込み。すすきの会場は100万人ほどの見込みだという。
東京から友人と旅行に来たという大学生の野村菜月さん(19)は「テレビで見るより迫力があってすごかった。シマエナガの雪像がかわいかった」と笑顔で話した。【金将来】