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【大雨情報】九州で「線状降水帯」の可能性 中国・四国・近畿・東海・北陸「警報級の大雨」おそれ…全国の雨シミュレーションきょう・あす1時間ごと

MBC南日本放送 2024年6月27日 18時44分

梅雨前線が北上 今夜から土曜 西日本と東日本で大雨おそれ

 梅雨前線が九州を通って四国の南にのびていて、あすにかけて西日本から東日本を北上する見込みです。前線上の東シナ海には低気圧があって東よりに進んでいます。
 低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となっていて、きょうからあさって土曜日にかけて、西日本と東日本で大雨のおそれがあります。
 西日本では28日にかけて土砂災害に厳重に警戒し、東日本では28日から29日は土砂災害に警戒してください。今夜からあすの雨雲の動きを予測した雨シミュレーションは画像で掲載しています。

九州北部地方 今夜~あす午前 「線状降水帯」発生の可能性

 九州北部地方では、きょう27日夜からあす28日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。線状降水帯が発生する可能性があるのは、九州北部地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、山口県)で今夜からあす28日午前中にかけてです。

きょう~あさって雨の予想

※線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。

▼27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量
  九州北部地方、四国地方  250ミリ
  九州南部  200ミリ
  近畿地方  180ミリ
  中国地方、東海地方 120ミリ
  北陸地方  80ミリ

▼その後、28日18時から29日18時までに予想される24時間降水量
  北陸地方  100ミリ
  近畿地方、東海地方 80ミリ

九州・中国・四国・近畿・東海・北陸 警戒時期と防災事項

▼九州北部地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、山口県)では、27日夜から28日午前中にかけて、線状降水帯が発生し、大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

▼九州南部では、28日明け方から28日昼過ぎにかけて土砂災害に警戒してください。

▼中国地方では、28日未明から夜遅くにかけて大雨となる見込みです。土砂災害、浸水害、河川の増水に十分注意してください。

▼四国地方では、28日未明から夜遅くにかけて土砂災害に警戒してください。28日未明から昼過ぎにかけて、低い土地の浸水や河川の増水に十分注意してください。

▼近畿地方では、28日朝からあさって29日午前中にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

▼東海地方では28日は雷を伴った大雨となるところがある見込みです。岐阜県と静岡県では雨雲が予想よりも発達した場合や停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。

▼北陸地方では、28日夕方から29日にかけて土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。

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