明治から大正時代、元勲のひとりとして日本経済の発展に尽力した鹿児島市出身の松方正義が亡くなってから100年を記念して、式典が開かれました。
式典は甲突川沿いにある銅像前で開かれました。
松方正義は1835年に鹿児島市で生まれ、明治維新後、大蔵卿として緊縮財政による「松方デフレ」で知られる一方で、日本銀行の創立と経済発展に尽力し、内閣総理大臣を2度つとめました。
100年前の1924年、大正13年に89歳で死去しました。
式典の後志學館大学の原口泉教授が、改めてその功績を称えました。
なお、今年9月から松方正義の足跡をたどる企画展「没後100年 松方正義-郷士から総理大臣へ-」が黎明館で開かれます。