人口減少などの地域課題を解決しようと、全国の9つの地方銀行などが連携して、国内で初めての共同体=コンソーシアムを設立しました。
設立されたのは「地域課題解決DXコンソーシアム」です。
鹿児島銀行や静岡銀行、茨城の常陽銀行など9つの地方銀行が参加します。
東京のベンチャーキャピタルUBVenturesと連携して情報や知見を共有するもので、国内で初めての取り組みだということです。
人口減少が進む中でデジタル技術を活用して地域産業を支えるため、それぞれの銀行で行われていた”点”の取り組みが、“面”となることが期待されています。
(鹿児島銀行 小笹康浩地域支援部長)
「得られる情報をできるだけ幅広く持つというのは地域企業にとってプラスになる」
「鹿児島の基幹産業の農業や観光で、テクノロジーをうまく使い生産性が上がっていけばいいと思う」
コンソーシアムでは、3か月おきに定例会を開くことにしています。