女子プロボクサーで、世界チャンピオンの吉田実代さんが、故郷の鹿児島でエクササイズのイベントを開きました。
鹿児島出身の吉田実代さんは、20歳で総合格闘技を始め、26歳となった2014年にプロボクサーとしてデビューしました。
2019年にはWBO女子スーパーフライ級で世界チャンピオンとなり、去年12月には35歳でIBF女子バンタム級の世界チャンピオンの座も獲得して、2階級制覇を成し遂げました。
現在は拠点をニューヨークに移していて、鹿児島への帰郷は半年ぶりです。
鹿児島市にあるユーミーコーポレーションで開かれたイベントでは、社員が吉田さんの指導を受けてボクシングの動きを取り入れた運動で汗を流しました。
また格闘技経験のある社員との模擬スパーリングも行われ、世界チャンピオンの動きに、参加者からは驚きの声が上がっていました。
(社員)
「形とかチャンピオンから直に教わったので感激しましたとても楽しかったです」
(吉田実代さん)
「みんな笑顔がたくさん見られたのですごくやってよかったなと思いましたし、もっともっとボクシングを身近にしていきたい」
吉田さんは今後の防衛戦や他団体との統一戦に意欲をみせていました。