地域の景観を学ぶことで「美しいまちづくり」について知ってもらおうと5日、鹿児島市の小学生が体験学習しました。子どもたちの視点で撮ったさまざまな景色を取材しました。
「景観まちづくり学習」は自分たちの地域を知り、その魅力を知ってもらおうと鹿児島市が毎年度市内の小学校と一緒に行っています。
今年、参加したのは鹿児島市の小山田小学校に通う3・4年生の児童17人。5日は市の職員や地域の人もガイド役として参加しました。
学校の周辺を「上原・田んぼコース」「神社・水力発電コース」「神社・名越コース」の3つにわかれグループごとに写真を撮りに行きました。
それぞれがタブレットを手に目の前に広がる景色や見つけたものを撮影していきます。
途中、立ち寄ったのは地元で愛される歴史の深い「諏訪神社」。地域の自然に触れたくさんの発見があったようです。
「キノコあった!」
「何キノコだろう?毒キノコ?」
(Q.見つけた時どんな気分?)
「すごいビックリした!」
「見づらい!かくれんぼチャンピオン?」
「アブラかミンミンだと思う」
「顔めっちゃ撮りました」
「鼻がこれ、口がこれ、これが髪」
子どもたちはそれぞれの視点でお気に入りの景色を撮影していました。
(児童)
「坂の上から田んぼや工場の景色を撮った。田んぼがいっぱいあって素敵だと思った」
「発電所の水流すところ。水があって音も大きくてびっくりした」
「ここに虹がある、神社に行った時。きれいで美しいと思った」
子どもたちは今後、それぞれが気に入った写真に言葉を添えてまとめたあと、発表会を開く予定です。