7月に入り鹿児島県内各地で夏の風物詩・六月灯の季節を迎えています。9日は、南九州市知覧町の豊玉姫神社から中継です。
豊玉姫神社では、9日から2日間、六月灯が開催されています。六月灯は、島津家が先祖供養のため灯ろうを灯したのが始まりとされ、今の時期は県内各地で開催されています。
ここ豊玉姫神社では、六月灯にあわせて行われている名物「水車からくり人形」があります。水車を動力に、人形たちが動く国の無形民俗文化財です。今年のテーマは「浦島太郎」。水車からくり人形の披露は、あす10日も午前9時から午後10時まで行われています。
さらに今年は、伝統の神楽舞「浦安の舞」が16年ぶりに復活。地元の小中学生たちによって六月灯で奉納されてきた舞ですが、少子化で2008年を最後に途絶えていました。しかし、今年は地元の20代~30代の女性が集まり、今回にむけて練習をしてきました。
(参加する女性3人)「頑張ります」
「浦安の舞」は午後7時から奉納されます。
なお、「水車からくり人形」は今月27日に行われる「知覧ねぷた祭」でも公開されます。