甲子園をかけた高校野球夏の県大会。10日は秋の県大会ベスト4の川内商工に連合チームが挑みました。
雨の影響でおよそ4時間遅れで始まった10日の第一試合。
第5シードの川内商工と対戦するのは加世田常潤、串木野、薩摩中央、鶴翔の連合チームです。
連合チームの4校がそろったのは5月下旬。わずか1か月半の短期間で夏本番の戦いに挑みました。
連合チームは初回、ツーアウト満塁のチャンスに6番・3年生の田中。サードの悪送球の間に2人が生還。2点を先制します。
そのウラ、ランナー1人を背負いますが。キャッチャーの山口が盗塁を阻止。自慢の肩でチームを救います。
しかし川内商工は、ここから反撃。ツーアウト満塁で、7番・軍神。2点タイムリーツーベースを放つと。連続ヒットでこの回一挙6点を奪います。その後も猛攻は続き、2回には大量12得点をあげます。
粘りを見せたい連合チームは3回表、攻守の要、山口が今度はバッティングで見せます。
左中間を破るタイムリーツーベース。気迫のこもった一打でチームを鼓舞します。
しかし反撃はここまで。川内商工の猛攻は続き、29対3の5回コールドで連合チームは敗れました。
(加世田常潤3年 田中大晴選手)「最後このチームで終われたことは、自分の中で一番良かった」
(薩摩中央2年 山口慶将選手)「3年生たちを引退にしてしまって悔しい。(来年)この舞台に立った時に、3年生に恩返しができるように頑張りたい」
◆市民球場
樟南二 10×ー0 川薩清修館(6回コールド)
屋久島 8ー4 出水商
◆平和リース球場
加治木 6ー4 錦江湾
鹿児島情報 (試合中) 頴娃