鹿児島市の磯海水浴場で10日、海開きがありました。海岸には子どもたちの元気な声が響きました。
(記者)「雲は多いがきょうも蒸し暑くなった。子どもたちは準備体操を終えたあと海へと入っていきます」
桜島を臨む、鹿児島市の磯海水浴場。10日の海開きには、下鶴市長や市内の清水小学校と大龍小学校の5年生、あわせておよそ160人が参加しました。
(児童代表・大龍小)
「楽しい思い出となるように、私たちは海での決まりを守り、命を守ることを誓います」
「この美しい海を大切にし、みんなと大切な思い出を作ることを誓います」
(清水小)
「楽しい。気持ちいい」
「めちゃくちゃ楽しいし、暑かったので気持ちいい。奥に行けば行くほど冷たい」
(大龍小)
「(海で遊ぶことを)あまりしないから楽しい」
「泳いだり友達に水をかけたりした」
(清水小)
「しょっぱくて波があって楽しかった」
「思い出が作れるし、なによりきれいな景色を見て泳げることはなかなかない機会なのでうれしい」
一方、同じ鹿児島湾の垂水市沖で先月、サメに養殖のいけすや海中の網が破られる被害が出ました。湾内の各漁協によりますと、これ以降、サメによる目立った被害は確認されていないということです。
磯海水浴場を管理する鹿児島市は、監視員が定期的にボートで遊泳エリアの見回りをしたり、放送で注意を呼びかけたりと、安全対策を強化するということです。
磯海水浴場で遊泳できる期間は9月1日までです。