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【大雨情報】九州北部で線状降水帯発生のおそれ 雨雲の動き予測きょう・あす1時間ごと雨シミュレーション【九州沖縄16日間天気予報】

MBC南日本放送 2024年7月15日 8時42分

九州北部地方で線状降水帯発生のおそれ

九州北部地方では、15日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

 対馬海峡付近に停滞する梅雨前線の活動が活発となっています。
九州北部地方と九州南部では、15日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴った大雨となるおそれがあります。これまでの大雨で地盤が緩んでいるところがあり、少しの雨でも土砂災害が発生するおそれがあります。福岡県と鹿児島県には土砂災害警戒情報が発表されています。
 雨シミュレーションでは、午後も福岡や熊本には強い雨雲がかかる時間帯があります。あすの通勤時間帯も九州では雨のところが多くなりそうです。きょう・あすの九州の雨シミュレーションは画像で掲載しています。

九州北部地方 これまでの雨量と予想雨量

▼10日の降り始めからの総雨量は300ミリを超えているところがあります。
 山口県下関市竹崎 275.5ミリ
 福岡県大牟田   207.5ミリ
 大分県日田市椿ヶ鼻 208.5ミリ
 佐賀県嬉野   254.5ミリ
 熊本県水俣 384.5ミリ
 長崎県五島市木場町 371.0ミリ

[雨の予想]
▼15日に予想される1時間降水量
  山口県 40ミリ
  福岡県 50ミリ
  佐賀県 50ミリ
  長崎県 50ミリ
  大分県 50ミリ
  熊本県 70ミリ

▼15日6時から16日6時までに予想される24時間降水量
  山口県  80ミリ
  福岡県 120ミリ
  佐賀県 150ミリ
  長崎県 150ミリ
  大分県 120ミリ
  熊本県 180ミリ

※線状降水帯が発生した場合は、局地的にさらに雨量が増えるおそれがあります。山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県では、引き続き15日午前中にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。

土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
 

九州南部 雨の予想

九州南部では、15日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒し、15日昼前にかけて低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

▼降り始めからの総降水量は、500ミリ近くなっているところがあります。
 宮崎県えびの市えびの高原 354.0ミリ
 鹿児島県さつま町紫尾山 493.0ミリ ※欠測値を含む

▼15日に予想される1時間降水量
  宮崎県  40ミリ
  鹿児島県 50ミリ

▼15日6時から16日6時までに予想される24時間降水量
  宮崎県  120ミリ
  鹿児島県 150ミリ

九州南部では土砂災害に厳重に警戒してください。低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも警戒が必要です。落雷、竜巻などの激しい突風にも注意してください。

きょう・あすの九州の雨シミュレーションは画像で掲載しています。

きょう午後の雨シミュレーションでは、福岡や佐賀、熊本などで強い雨雲がかかる時間帯があります。夜になると雨は弱まる予想ですが、少しの雨でも土砂災害が起こるおそれがあります。雨が止んでしばらく経ってから土砂災害が起こる場合もあります。がけや斜面の近くに住む人は警戒が必要です。

あすの雨シミュレーションでは、朝の通勤時間帯は九州北部を中心に雨雲がかかる予想です。日中も九州北部、南部ともに雨が続く予想です。

九州・沖縄16日間天気予報では、来週半ば以降は晴れが続くところが多くなりそうです。

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