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平年7月の雨量超えたところも 夕方にかけ土砂災害に厳重警戒 鹿児島(正午)

MBC南日本放送 2024年7月15日 12時7分

薩摩地方では引き続き15日夕方にかけて土砂災害への厳重な警戒とともに、低い土地の浸水に警戒が必要です。

対馬海峡付近に停滞する梅雨前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では大気の状態が非常に不安定となっています。

このため、薩摩、大隅地方では引き続き15日夕方にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。

また薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では引き続き15日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。

15日未明、阿久根市では時間雨量73ミリの非常に激しい雨を観測しました。

10日深夜の降り始めから15日午前11時までの総雨量は、さつま町紫尾山で555.5ミリ(※欠測値を含む)、阿久根市で502ミリ、出水市で486ミリと、平年7月ひと月分の雨量を超えたところもあります。

15日に予想される時間雨量は薩摩、大隅地方で50ミリ、16日正午までに予想される24時間雨量は多い所で、薩摩、大隅地方で120ミリです。

現在、出水市と阿久根市、薩摩川内市に土砂災害警戒情報が出されています。

気象台は土砂災害に厳重な警戒を呼びかけるとともに、低い土地の浸水に警戒を呼びかけています。

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