鹿児島大学理学部の研究者が講師となり、子どもたちに科学の面白さを伝える講座が開かれています。
鹿児島大学で14日から始まった理学LABOは、理学部の研究者8人が、科学に親しんでもらおうと毎年行っている公開講座です。
4回目のことしは13のテーマがあり、15日は秦浩起准教授の光の実験に、子どもたちとその親あわせて12人が参加しました。
秦准教授は、光の3原色についてLED電球を使って説明し、肉眼では見えない赤外線をスマホのカメラ機能を使って見えるようにすると、子どもたちからは驚きの声が上がりました。
(秦准教授)「このライト何色に見える?」
(子どもたち)「白!」
(秦准教授)「(近づいて)赤と緑と青のライト。遠くになるとバラバラには見えなくなるので白に見える」
(参加した小学5年生)「(夏休みの)自由研究で題名を思いつかないので、面白そうだなと思って来た。(見てみて)驚いた」
(参加した小学5年生)「光がいろいろな色に変わって見えるのが不思議で、もっと知りたいなと思った」
(秦准教授)「ふだん暮らしていて光は普通に使っているが、そうなっているのか?へーっていう驚きがあるといいかな」
鹿児島大学の公開講座・理学LABOは、来月8日まで開かれています。