少しでも涼しい思いをしてもらおうと、平川動物公園でホッキョクグマに氷がプレゼントされました。
プールに投げ入れられたのは1個18キロ余りの氷です。プールの中で氷を待っていたホッキョクグマの「ライト」が早速、氷を抱きかかえていました。
氷をプレゼントしたのは、氷菓子の「南国白くま」で知られる鹿児島市のセイカ食品です。
毎年、ホッキョクグマへお中元として、氷をプレゼントしています。
暑い夏を乗り切ってほしいという思いを込めて、氷の塊を2個、プールに投げ込みました。
和歌山の動物園で生まれ育ったオスの「ライト」は10歳で、鹿児島で2回目の夏を迎えます。うれしそうに氷を触るライトを、訪れた人たちは興味深そうに見ていました。
（宮崎県から）
「普段見れない光景なので、すごいなと思った」
（訪れた小学5年生）
「氷とシロクマだからかき氷が食べたくなった」
「シロクマも喜んでいそうだった」
（セイカ食品 上荒磯哲也総務部長）
「夏バテ予防に役立ってらえればと思っているいます」
氷のプレゼントは、来月31日まで毎日行われるということです。