Infoseek 楽天

精巧なアメ細工やマジパンも 天文館でスイーツコンテスト 鹿児島

MBC南日本放送 2024年7月16日 19時53分

ショーケースの中に並んだ美しいスイーツたち。洋菓子職人を目指す人たちのコンテストが16日、鹿児島市の天文館で行われました。

(レポーター)「天文館の街中におめみえしたこちらのショーケース。中には学生が作ったケーキとパティシエが作ったケーキが並んでいて、審査を待っています」

コンテストは県洋菓子協会が主催し、県内のパティシエや菓子作りを学ぶ学生らの技術向上を目的に毎年開かれています。ことしは多くの人に作品を見てほしいと、初めて天文館で開催されました。

審査は直径5センチほどのケーキを作る「プティガトー部門」と、マジパンと呼ばれる練り菓子を使って、動物とその背景を作る「マジパン」部門。そして、花一輪もしくは葉っぱ1枚をアメなどで精巧に作る「細工部門」の3つの部門で行われました。

高校生と専門学校から50点。パティシエから25点の合わせて75点が出品されました。

審査は東京の人気洋菓子店「equilibre」のオーナーシェフ・徳永純司さんを迎え、県内のパティシエと10人で行い、味やデザイン、オリジナリティが優れているかチェックしました。

今回のコンテストでは、パティシエによるアメ細工やマジパン制作などの実演も行われ、出品した高校生らも間近で職人の技を見学して技術を学んでいました。

県洋菓子協会ではレベルアップを図り、国内外でのコンテスト出場を目指したいとしています。

【審査の結果】
全ての作品の1位にあたる日本洋菓子協会連合会会長賞は、プティガトー部門に出品した神村学園高等部2年の入船龍之介さんが受賞。
2位の日本洋菓子協会連合会技術指導委員長賞は、マジパン部門に出品したパティスリーヤナギムラの山野咲さんが受賞しました。

この記事の関連ニュース