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生後1か月の娘の頭殴って死なせた罪 被告の男(26)起訴内容認める

MBC南日本放送 2024年7月17日 19時28分

鹿児島県鹿屋市で生後1か月の娘の頭を殴り死亡させた罪に問われている男の裁判員裁判が17日から始まり、男は起訴内容を認めました。

傷害致死の罪に問われているのは肝付町新の会社員、中島夏輝被告(26)です。

起訴状などによりますと中島被告は2020年2月、当時住んでいた鹿屋市の自宅で、娘の心絆ちゃん(当時1か月)の頭をこぶしで殴り頭蓋骨骨折などの大けがをさせ、死亡させたとされています。

当時、妻と子ども4人の6人暮らしでしたが、犯行時、妻は子ども2人と外出し、自宅には中島被告と3歳の娘と心絆ちゃんの3人でした。

17日の初公判で中島被告は起訴内容を認めました。

冒頭陳述で、検察は「妻に家事を丸投げされたといら立った。泣き止まない心絆ちゃんに怒り殴った」と指摘しました。

一方、弁護側は「もく浴講習を受けるなど育児をしていた」「経済的な理由で、幼少期に親と一緒に暮らせず、欲求が満たされなかった生い立ちが影響している」などと情状酌量を求めました。

18日は被告人質問が行われる予定です。

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