県内の学校が夏休みに企画したイベントで、落選した児童の保護者におわびのメールを送信する際、誤ってほかの保護者にもメールアドレスが見られる状態で送っていたことが分りました。
メールアドレスが漏えいしたのは夏休みの小学生を対象に県立学校が来月、予定しているイベントで、落選した小学校14校の児童の保護者あわせて55人です。
県教育委員会・高校教育課によりますと県立学校の教諭が17日、応募者多数のためイベントに落選した児童の保護者55人に通知とおわびのメールを送る際に、本来「BCC」で送信すべきところを誤って「CC」で送信してしまい、受け取った保護者がほかの人のメールアドレスを見られる状態になっていました。
メールを受け取った保護者からの指摘で発覚し、県立学校では送信先に謝罪と削除依頼のメールを改めて送ったということです。
県立学校を巡っては今回の件も含め、類似の事案がこの1か月で3件起きています。