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J-クレジット推進へ 薩摩川内市が企業と協定 鹿児島

MBC南日本放送 2024年7月18日 16時24分

脱炭素化に向けて温室効果ガスの削減量を売買する国の認証制度・J-クレジットで実績がある、東京の企業バイウィルと薩摩川内市が包括連携協定を結びました。県内では初めての取り組みです。

J-クレジットは経済産業省と環境省、農林水産省が運営する制度で、温室効果ガスの削減量や吸収量をクレジットとして国が認証し、売買することで、脱炭素化を進めるものです。そのクレジットの調達や仲介を行う東京が本社の企業・バイウィルと薩摩川内市が包括連携協定を結ぶことになり、市役所で締結式がありました。

式には市の田中良二市長と、バイウィルの下村雄一郎社長らが出席し、協定書に調印しました。県内としては初めての協定締結です。

(薩摩川内市 田中良二市長)「薩摩川内市のカーボンニュートラル、森林のCO2吸収量がクレジットできるよう具体的な展開を進めていきたい」

(バイウィル 下村雄一郎社長)「森林が持つCO2の吸収価値をJ-クレジット化させて地域に回す、流通に回すことから始めていきたい」

今後、市とバイウィルはSDGsや脱炭素化などの実現に向け、協力していく方針です。

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